U-20日本女子代表は8月24日(金)、FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018決勝でU-20スペイン女子代表に3-1で勝利し、FIFA U-20女子ワールドカップで日本チームとして初優勝を収めました。
0-1で日本が敗れたグループステージ第2戦の再戦となった決勝は、5,409人の観客が集まり、立ち上がりから緊張感のある展開で試合が進みます。技術に優れたスペインはDFラインでパスをつなぎながら、日本の出方をうかがい、日本はそのボールを奪えないまま時間が過ぎていきます。その中でも9分にDF宮川麻都選手がオーバーラップしてシュート、13分にはMF宮澤ひなた選手からボールを受けてFW植木理子選手がシュートを放ちますが、いずれもゴールにはつながりません。逆にピンチのシーンではDF南萌華選手が鋭いカバーリングを見せ、一進一退となっていきましたが、38分に日本の先制点が決まります。MF遠藤純選手のパスを受けた宮澤選手が、右足で思い切りの良いシュートを放つと、これがゴール上に入って宮澤選手が今大会初得点をマークしました。
1-0のまま後半に入った日本は、攻撃の手を緩めることなく、さらにスペインゴールを狙い、65分には植木選手とのワンツーで抜け出したFW宝田沙織選手がゴールに流し込んで追加点。その8分後には、宝田選手のアシストから、MF長野風花選手が右足で強烈なシュートを決めて3-0。長野選手の今大会初得点で、さらにスペインを突き放しました。日本同様に今大会初優勝を目指すスペインは、そこから試合終了まで猛攻を仕掛け、71分にはCandela ANDUJAR選手が1点を返し、3-1に。日本は耐える時間が長く続きましたが、MF林穂之香選手らがディフェンスに戻って懸命にクリアするなど、ハードワークを続けてそれ以上ゴールを与えず、3-1のまま試合終了。.....
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