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4th MATCH BACK
第4試合
2005.7.31
第1試合
Korea Rep. 2-0 China PR
2005.7.31
第2試合
DPR Korea 1-0 Japan
2005.8.3
第3試合
Japan 0-0 China PR
2005.8.4
第4試合
Korea Rep. 1-0 DPR Korea
2005.8.7
第5試合
China PR 0-1 DPR Korea
2005.8.7
第6試合
Korea Rep. 0-0 Japan
2005.8.4 全洲ワールドカップ・スタジアム キックオフ 17:15
Korea Rep. 0 0-0
1-0
0 DPR Korea
77min. 8/Park Eun Jung
 
Park Eun Jungの決勝点で2連勝の韓国、優勝に王手をかける

 北朝鮮女子代表は、「暑さのせいで選手のコンディションが低下している」と Kim Kwang Min 監督が振り返ったように、初戦の日本戦で見せた組織力と豊富な運動量は影を潜めた。対する韓国はいつもの華麗なパスワークが健在で、試合の主導権を握ることに成功する。11分左からのフリーキックをゴールキーパーが上に弾き、落下したボールを Jin Suk Hee がヘディングで合わせ、17分には Jung Jung Suk が相手ディフェンスと競りながら右サイドを突破し、惜しいクロスボールを送った。しかし、前半も中盤に差し掛かったあたりから、徐々に北朝鮮が押し込む時間が増えてくる。23分 Ho Sun Hui 、24分 Pak Kyong Sun が強烈なシュートを放つなど韓国ゴールへ迫るシーンが見られるようになった。そこで韓国は38分に切り札、 Park Eun Sun を投入。179cmの長身を生かし、空中戦に絶対的な強さを見せるだけでなく、足元の技術がしっかりしており、味方のチャンスをお膳立てすることもできる Park Eun Sun 。59分にはペナルティエリア左でチェックに来る相手ディフェンダーをあっさりとかわして正確な折り返しを送り、 Han Song I がボレーシュートで狙うという決定機を演出した。
 北朝鮮はボールをキープするも韓国の堅守を崩せず、逆に守備では、チャンスメイクとシュート、どちらにも高い能力を持つ Park Eun Sun のマークに手を焼いた。そして、77分遂に均衡が破れた。途中出場で韓国のツートップの一角を務めていた Park Eun Jung が右ショートコーナーからパスを受け、左足で狙い澄ましたシュートをゴール右上に突き刺し、韓国が先制した。試合は結局、韓国女子代表が逃げ切りに成功し、初戦の中国戦に続いて途中出場の選手がゴールを決めて、2連勝を飾った。
 韓国のAn Jong Gwan監督は「難しい試合を制することができた要因は強い精神力だ。監督冥利に尽きる」と誇らしげに語った。

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