女子サッカー東アジアNO.1をかけた一戦。優勝するために勝利が必要な日本は、阪口夢穂を起点に中盤でパスをつないで岩渕真奈と田中美南がゴールに迫ろうとするが、朝鮮民主主義人民共和国（DPRK）の厳しいプレッシャーに対し、ミドルシュートやセットプレーからしかチャンスを作れない時間帯が続いた。
一方のDPRKは大型ストライカーのKIM Yun Miに長いボールを集めて打開しようとするが、日本は鮫島彩と三宅史織が粘り強く跳ね返し、決定的なシュートを打たせなかった。しかし65分、KIM Yun Miが強烈な左足シュートをゴール右隅に決めると、82分にはカウンターからKIM Phyong HwaのクロスをRI Hyang Simが流し込んで２点差。日本は空中戦に強い菅澤優衣香を前線に入れるもDPRKの堅守を崩せず。DPRKが貫禄の三連覇となった。