9月7日はEAFF E-1サッカー選手権第1ラウンドの女子最終日。ウランバートルのMFFスタジアムで行われた第1試合ではグアムと北マリアナ諸島が対戦した。

女子の大会ではすでにモンゴルが優勝を決めているので、グアムと北マリアナ諸島の両監督は先発メンバーを変更し、より多くの選手に代表チームの公式大会でプレーする機会を与えた。

激しい戦いが繰り広げられたが、両チームの堅い守備とGKの好守により無得点に終わった。

中盤での攻防が試合の中心で、前半目立ったチャンスはわずかだった。CHOJNACKI Janelleのシュートがクロスバーを越えた場面や、NADEN Colleen Tamagosの鋭いクロスがANIANA Emalyn Cortezのセーブがなければ入っていた場面などだ。

45分には、今大会で最も強烈な印象を与えたニューフェイスの一人であるGRIFFIN Gianna Longが左サイドを抜け出し、左足で回転をかけた強烈なシュートを放ったが、CRUZ Jena Rochelleが身を投げ出してボールを弾き出した。

その1分後には右サイドからのロングボールを受けたNADENがペナルティーエリア内に走り込み、GKを抜いたが、ボレーシュートは枠を外れた。

後半には両チームに疲れが見え、チャンスの数はさらに減少。最大のチャンスはGRIFFINがまたしても左サイドを駆け上がり、無人のゴールの前で待ち構えるCASTILLO Jeralyn Santiagoに低いクロスを送った場面だった。残念ながらわずかにタイミングが遅れ、ミスキックとなったシュートはクロスバーの上を越えた。

結局0-0のスコアで試合終了。若い2チームにはまだ成長の余地があると言えるが、気持ちのこもったプレーで大会を尊重する姿勢を示し、良いサッカーを見せていた場面もあった。


グアム監督 WILSON Belinda Elizabeth:
なかなか良い大会だった。気候はグアムとは大きく違っていた。普段のグアムは28℃くらいだ。全体的にはしっかりと運営された大会であり、我々もできる限りのことはやれた。

チームの成長過程を楽しみにしている。次回の大会にはさらに強くなって戻って来たい。


北マリアナ諸島監督 KOO Luam Khen:
素晴らしい大会だった。我々は若いチームであり、さらに経験を積んで学ぶためにこういう機会が必要だ。

主催者は良い仕事をしてくれた。モンゴルに来て変化を経験できたのは素晴らしいことだった。


グアムキャプテン 7. NADEN Colleen Tamagos:
グアムのキャプテンとしてプレーできたのは久しぶりだった。一人の選手として長年プレーしてきて、ようやくこのキャプテンマークを付けることができたのは素晴らしいことだった。

残念ながら今日は勝てなかった。望んでいた結果ではなかった。

それでもここから成長していくしかない。もっと速く、強く、賢くプレーすること。そのための道筋はひとつしかない。


北マリアナ諸島キャプテン 11. CHOJNACKI Janelle:
自分たちのことを本当に誇らしく思う。今日はすごく良いパス回しができて、落ち着いたプレーを続けられた。守備も素晴らしかったと思う。

国際大会でプレーできる機会はあまり多くはないので、ここに来ることができたのは素晴らしい経験だった。

主催してくれたモンゴルサッカー連盟に感謝したい。全てが素晴らしく、信じられないような時間を過ごすことができた。ありがとう。