15日間の激闘を締めくくる決勝はオーストラリア女子代表との対決となりました。グループステージ第3戦で引き分けに終わった相手とあり、互いに一歩も譲らない好ゲームとなりました。
日本はグループステージで対戦した際と同じ顔触れで再びオーストラリアに挑みます。立ち上がりはオーストラリアが仕掛けますが、日本守備陣も負けていません。身体をしっかりと寄せてコースを絞る守備を丁寧に敷いていきます。
ところが守備のリズムが出来始めていた14分、思わぬピンチが訪れます。クロスを守護神・山下杏也加選手がこぼしたところを拾って放たれたシュートが熊谷紗季選手の手にあたってPKを与えてしまいます。しかし、「相手がボールをセットした時の目線を見ていた」と山下選手はコースを見切ってこれを見事にセーブ、窮地は脱しました。.....
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