すでに優勝の可能性が無くなった両国だが、意地とプライドをかけて激しい試合が展開された。朝鮮民主主義人民共和国（DPRK）の力強い攻撃をHE Guanが統率する４バックで防いだ中国は鮮やかなカウンターを繰り出す。28分、右サイドをZHANG Wenzhaoが突破し、GKとDFの間を通す低いクロスにWEI Shihaoがフリーで合わせて先制点をあげた。
対するDPRKも時間とともに攻勢をかけ、惜しくも決められないシーンが続いたものの、81分、直接FKをJONG Il Gwanが鮮やかに決めて同点に追いつく。DPRKはなおも前線に人数をかけて逆転勝利を狙うが、中国守備陣を崩し切るにはいたらず１−１で引き分け。中国３位、DPRK４位が決定した。