モンゴル、ウランバートルのMFFスタジアムでモンゴルとマカオの女子チームによる試合が9月7日に開催された。6日間にわたって魅力的なサッカーが繰り広げられたEAFF E-1サッカー選手権第1ラウンドの最終戦だった。

5日間で3試合目となる両チームには序盤から疲労が感じられた。ポジティブな姿勢のためモンゴルでも人気者となったマカオ女子チームは、ピッチ上で守備が非常にうまく機能していた。モンゴルがそのプレスに勝つのは難しかった。

前半にホームチームがチャンスを迎えた場面はわずか2つ。37分にORGODOL Tsasan-Okhinのフリーキックがクロスバーを越えた。その6分後にはOTGONBAATAR Sarangaravが巧みに浮かせたボールがNARMANDAKH Namuunaaへと通ったが、シュートはHO Ka Iにセーブされてしまった。

後半56分にも再びOTGONBAATARが左サイドに抜け出して相手選手をかわし、ORGODOLに向けてパスを送った。キャプテンのORGODOLは全力で合わせたが、ゴール中央へ飛んだ強烈なシュートはセーブされてしまった。

最後のチャンスはまたしてもOTGONBAATARのシュート。間違いなく今大会のベストプレーヤーの一人と言える活躍を見せてきたOTGONBAATARだったが、最後の場面でタックルを受けてシュートは枠を外れた。

両チームともに最後まで戦い抜いたが、疲労のためゴールチャンスを生み出すのは難しそうだった。試合は0-0のまま終了を迎えた。

3連勝は逃したが、モンゴル女子チームの偉業の価値が損なわれることはない。EAFFファミリーの新たな一員として歓迎された彼女たちは今大会を制し、第2ラウンドを戦うことになった。

マカオはこの試合でも素晴らしい姿勢を見せ、必死の戦いで今大会2ポイント目の勝ち点を獲得した。2年前のグアム大会からパフォーマンスを向上させ、それにふさわしい結果を出すことができた。


モンゴル監督 TSEDEVSUREN Ganbold:
勝利で終えられなかったのは非常に残念だが、全体的には今大会を通しての選手たちの戦いぶりに満足している。

この大会では我々がマカオ、グアム、北マリアナ諸島より良いチームであることを示せた。だが第2ラウンドでどこまでできるか。


マカオ監督 ZHANG Hong:
非常に嬉しく思っている。モンゴルは素晴らしいプレーをしていた。新しいチームだが3試合を通して大きく成長していた。今日も彼女たちの強さに驚かされた。

だが我々も相手を研究して議論し、ゲームプランを準備していた。それがうまく機能した。


モンゴルキャプテン 7. ORGODOL Tsasan-Okhin:
今日の試合はプラン通りにはならなかった。それでも大会を通して、我慢することやメンタルを安定させることについてたくさん学んだ。次のラウンドに向けてしっかり準備しなければならないことは分かっている。


マカオキャプテン 5. CHAN On Na :
モンゴルはすごく良い場所だけど、天候はすぐに変わる。すごく寒いかと思えば突然また暑くなる。私たちとしてはこの天候に慣れるのが難しいこともあった。

それでもサッカーチームとして、この大会でたくさんのことを学べた。

今日対戦したモンゴルは、技術的にも全体的にもすごく良いチームだった。