シカゴで行われた2018 Tournament of Nations最終戦、なでしこジャパンの対戦相手はアメリカと優勝を争うオーストラリア。4月のAFCアジアカップで2度対戦した相手です。ここまで2連敗、何とか1勝をもぎ取りたい日本は立ち上がりから2トップの田中美南選手、横山久美選手らが前線から相手にプレッシャーをかけ続けます。
最初にチャンスを掴んだのは日本でした。5分、オーバーラップした右サイドの中島依美選手がゴール前へ送った鋭いボールに、長谷川唯選手が飛び込みますが、わずかに及びません。その直後には田中選手から入ったボールを横山選手がシュート、14分には中島選手がダイレクトで狙います。幾度もゴールを脅かす日本ですが、なかなか得点に結びつけることができません。
日本守備陣も健闘します。ペナルティエリア付近でボールを持たれても、センターバックの鮫島彩選手、三宅史織選手が素早く反応。左の阪口萌乃選手、右の清水梨紗選手らも最後まで足を伸ばしてコースを消すなど、守備陣がフィニッシャーに足を振らせません。それに応えるように初出場のGK平尾知佳選手がゴールを死守し、前半はスコアレスドローで折り返します。.....
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