U-16日本代表は20日(木)、AFC U-16選手権マレーシア2018の初戦でU-16タイ代表と対戦し、5-2で勝利しました。
森山佳郎監督が「いきなりの失点で、かなり厳しい試合のスタートになってしまいました」と振り返ったとおり、試合は思わぬ形から動き出します。日本は特に注意していた立ち上がりに隙を作ってしまい、開始2分で高い技術を持つタイに守備陣が崩され、先制ゴールを奪われました。
ただ、「早すぎる時間帯だったので、逆に焦りはありませんでした」とDF角昂志郎選手が言うように、日本も落ち着いて反撃を開始します。7分には右サイドからMF成岡輝瑠選手がドリブルで崩し、マイナスの折り返しをMF山内翔選手がミドルレンジからシュート。これは相手DFにブロックされましたが、こぼれ球にFW荒木遼太郎選手が鋭く反応し、右足シュートをゴールネットへ突き刺します。さらにその2分後にも山内選手のスルーパスから荒木選手が飛び出し、GKと2対1の形を作ると、十分に相手GKを引き付けながら並走していたMF近藤蔵波選手へラストパス。近藤選手がこれを決めて、日本が逆転に成功しました。
ところが、15分でした。相手のロングボールに対してタイのFWがオフサイドポジションにいたように見えたため、日本のDFがボールに触らずに後方へ流すと、これがオンサイドの判定となり、そのまま抜け出した相手にシュートを決められてしまいました。「笛が鳴るまでプレーしないといけませんでした」とDF半田陸選手が悔やむ、痛恨の失点で同点とされてしまいます。.....
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