“マサカダ(グアム代表の愛称)”は2つの試合にいずれも5-0のスコアで勝利。優位に疑いの余地はなかった。Samantha Kaufmanは2大会連続のMVPを受賞している。守備的なポジションでプレーしながらも3ゴールを記録し、Paige Surberと並んでの得点王というもうひとつの個人タイトルも手に入れた。
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キャプテンのAnjelica Perezがピッチ上で牽引するグアムは、次のラウンドでは大きな挑戦に直面することになる。Round 2で対戦する相手はチャイニーズタイペイ、香港、韓国の3チームだ。
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2年前にはマサカダは3試合全てに敗れており、合計スコアは0-22だった。だがMark Chargualaf監督はそんなネガティブな記録を不安視してはいない様子だ。「今回我々はすごく良い戦いができましたし、グアムにルーツを持っていてチーム加入を望んでいる本土の選手たちは他にもいます。競争力の高いメンバーを揃えられるように全力を尽くしたいと思います」と25歳の彼は話している。
2試合で勝ち点1の獲得にとどまったとはいえ、北マリアナ諸島も改善の兆しを見せた。Luam Khen Koo監督も選手たちの戦いぶりに満足しているようだ。
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最後に、マカオが北マリアナ諸島との試合を0-0のドローに持ち込んだのは今大会中に起こったひとつのサプライズだった。マカオ女子チームが勝ち点を獲得したのは史上初のことであり、チームにとってはさらに上の目標を目指していくための刺激となった。「次の大会では初勝利を狙いたいと思います」というIau Meng Vong監督の言葉にそれが表れている。